ライフプランニングについて |
| ■ライフプランニングとは |
ライフプランニングとは、生涯にわたって自分の家族の生活を設計すること、つまり「生涯生活設計」のことである。換言すれば、目的のある生活、プランのある生活、見通しのある生活を創造することを意味する。 総務庁の「長寿社会と男女の役割・意識」の調査の中で、「老後生活に対する不安感」を取り上げていますが、これによると1番大きな不安は「穏やかな生活を送るための健康管理の問題」、2番目は「定年までの生活を支える経済の問題、あるいは定年退職後生活を支える経済の問題」、3番目は「生きがい・心の問題」となっている 以上に基づき、生涯生活設計を考えるうえでの重要なポイントは「健康、経済、心(生きがい)」と言える。 |
| ■広義のライフプランニングと狭義のライフプランニング |
| 広義のライフプランニングとは、ライフデザイン(その人の価値観にもとづく生き方)を土台とする生きがいプランを中心に、それを支える経済プランと健康を統合した概念です。狭義のライフプランニングとは、広義のライフプランニングの一環としての経済プラン、つまりファイナンシャル・プランニングの領域内で使われる概念です。 |
| ■狭義のライフプランニング |
@キャッシュフローマネジメント(狭義のライフプランニングの土台)
広義のライフプランニングを表現したライフプラン表にもとづいて作られる資金の収支分析、一定期間における家計の収支と支出を明確にすることによって導き出される資金の収支、ならびにその結果増減する資金残高の推移を試算する
Aライフイベントプランニング
結婚、住宅取得、転職、独立、教育、事業経営、老後、介護、老人ホーム、相続、離婚など様々なライフイベントに対応した資金設計を行う。 |
| ■20代のライフプランの特徴 独身・新婚時期 |
@就職し、自己のキャリアの形成を始める時期
Aライフプランの中で、結婚の位置づけを明確にしなければならない時期
Bライフプランの中で、貯蓄の仕方、運用の仕方、保険の入り方、ローンやクレジットについての知識を身につけ、スタートする時期 |
| ■30代のライフプランの特徴 世帯形成期 |
@仕事の上では、自分のやりたいことを見つけて進んでいく時期であり、転職や独立を考える時期
A引続き結婚の選択を行い、さらに出産の計画を立てて実行する時期
B仕事の計画と、ライフプランを実行する上で、ファイナンシャルプランが本格的に重要となる時期
住宅取得のための頭金づくり、住宅ローンの返済計画、転職、独立に伴う資金計画、育児費用の捻出などを考え、結婚・出産に伴う保険加入や教育資金作りを始める時期 |
| ■40代のライフプランの特徴 家族成長期 |
@一般的に仕事上は、職場の第一線にたち、その結果収入も増大していく。退職後のリタイアメントプランを展望していかなければならない時期
A住宅ローンと子ども教育費がピークを迎える時期
B教育資金の捻出、年金づくり、医療保障の見直しとともに、老後の資金づくりのためには、意識的な貯蓄と投資が重要となる。また、親の介護や相続についても考えて育児期 |
| ■50代のライフプランの特徴 家族成熟期 |
@仕事上は、退職後を展望し、継続就業・系列会社への出向転籍・独立自営などの選択肢を検討する時期
Aライフプラン上は、子どもが自立と結婚、就職へといたる時期であり、自分のリタイアメントプランを本格的に準備していく時期
Bファイナンシャルプラン上は、子どもの自立により家計負担が減ることになる一方、早期退職などにより自己の収入が減少する恐れもある。老後資金は本格的に貯蓄し運用を計らなければならない時期 |
| ■60代・70代前半 定年退職期・老後前期 |
@仕事をいつまで続けるかを選択する時期。公的年金の支給開始年齢の繰下げもあり、十分に検討が必要。
Aライフプラン上は、健康に留意しつつライフワークを発見し、それを追及する時期
Bファイナンシャルプランでは、退職金の運用、住宅ローンの残債の一掃、住宅のリフォームなどが検討課題となる時期。 |
| ■70代後半以降 老後後期 |
| 活動力は次第に衰えていくが、自分の意思を遺言に残し、財産の管理や分割について考え始める時期 |